井の頭線の駅の一つである駒場東大前駅をご紹介します。駒場東大駅前は名前からも分かるとおり、東京大学駒場キャンパスに隣接しています。路線をはさんで北側一帯は東大の敷地となっています。東大のほかにも教育機関が集まっており、学生が歩く姿がよく見られます。また住宅地でもあるために非常に静かな場所なのですが、コンビニや書店が少なく学生は少々不便さも感じる面もあるかもしれません。駒場東大前の駅前から神泉駅方面には昔ながらの商店街があり、小規模な商店が連なっています。また駒場東大前駅は京王電鉄の駅で唯一目黒区に設けられている駅でもあります。
一応「語りえぬもの」というテーマ設定はあるものの、各教授が自分の研究領域に関して好きに話している本。しかも各教授の研究領域が文系ということ以外にくくりが無く、話が途方も無く多岐にわたっている。じゃあおもしろくないかと言えばそれは大間違いで、非常におもしろい一冊である。なぜなら教授陣が相手は入りたての大学一年生だということを念頭に置いて話しているため、かなり基礎的な部分から話を始めそれでいてきちんと専門的な領域一歩手前まで話を進めているからである。そこら辺の手腕は、さすがは東大教授といったところか。
一回一回が非常に中途半端なところで終わっているのが唯一の心残りだが、いかんせん90分でウィトゲンシュタインやハイデガーを説明しきるのは無理があるのか、それとも「大学生なら、それ以上は自分で調べやがれ」という、教授陣のありがたいメッセージなのか。なんにせよ、文学部に入ったけれど、何に興味を持てばいいのかわからず途方にくれている、という生徒を狙い撃ちにした名著である。
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