井の頭線路線図マスター☆ > 駒場東大 商品一覧 >> 東大生はどんな本を読んできたか―本郷・駒場の読書生活130年 (平凡社新書)

駒場東大 商品

井の頭線の駅の一つである駒場東大前駅をご紹介します。駒場東大駅前は名前からも分かるとおり、東京大学駒場キャンパスに隣接しています。路線をはさんで北側一帯は東大の敷地となっています。東大のほかにも教育機関が集まっており、学生が歩く姿がよく見られます。また住宅地でもあるために非常に静かな場所なのですが、コンビニや書店が少なく学生は少々不便さも感じる面もあるかもしれません。駒場東大前の駅前から神泉駅方面には昔ながらの商店街があり、小規模な商店が連なっています。また駒場東大前駅は京王電鉄の駅で唯一目黒区に設けられている駅でもあります。

読書も時代とともに

この本の長所
1.東大生の読書の歴史がわかるところ。ニッポンのエリートがどのような読書傾向にあるかを探るのは、個人的には面白かった。
2.本題とは関係ないが、右翼学生がどのような本を読むのかがわかるのも良い。
この本の短所
著者の前提。著者は、学生の読書文化が再興してほしいと思っているようだが、学生読書文化は、何らかの強大な力が働かない限り(明治時代のような自発的なものではなく)、たぶん再生しないだろう。この本に書かれているように、読書は時代とともにあるので(社会主義の影響が大きければ社会主義の文献が読まれるなど。一般大衆と違うこともあるが、私が読んだ限りでは、東大生の読書は社会一般ととそんなに変わらないと感じた)、現代は読書の価値が減っているということなのだろう。再生させるならば、『教養のためのブックガイド』で促すよりも、読ませる授業が必要なのではないか。
結論―長所星5つ、短所で星1つ減らして(重要だと思ったので)、星4つ。

図書館や読書、思想との関係がわかります

最近、どうやったら頭がよくなれるのか、という本をよく読んだりしている。そのノリで買ってみたが、そういう本ではない。本書は、東大駒場図書館に勤務されている50歳代の方が著者。前半は東大図書館の歴史的背景で構成されている。図書館のことよりも、昔の大学の講義スタイルが、現在とは随分異なるものだということに気付かされた。また、戦時中を除いて左傾化への書籍がよく借りられていることも書かれていた。後半は、最も期待していたどんな本を読んでいるか、ということ。これはマンガも含めて、一般の学生とそう変わらないものと感じた。新入生の購読新聞の調査が面白い。朝日新聞がダントツということだ。このあたりが、東大生の思想とのつながりがあるのではないかと、示唆している。
司書資格保持者、あるいは図書館従事者には興味の持てる本だと思う。

エリートたちの必読・愛読書を知るための本

 明治から現在までの約130年間,わが国の知識階層はどのような本を読んできたかを詳細に調査した何ともマニアックな本。しかし,各種資料に基づく分析は綿密かつ的確であり,意外と面白く,引き込まれた。